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診療報酬―患者を困らせないように

http://www.asahi.com/paper/editorial.html#syasetu2

朝日コム 社説より

診療報酬―患者を困らせないように

診療報酬の議論が本格化している。そう聞かされても、自分には関係ない、と思う人がほとんどではないか。

 しかし、どんな医療を受けられるかは、診療報酬の決め方で大きく変わる。だれもがいつ病気になるか分からない。本当は無関心ではいられないはずだ。

 診療報酬は、健康保険から病院や診療所に支払われる治療や薬の価格だ。どんな病院でどのような治療をすれば、いくら払うか、というようなことを決める。開業医より病院に手厚くすることもできるし、産科や小児科の取り分を他科より多くすることもできる。

 この診療報酬をうまく使えば、患者にとって、もっと便利で安心できる仕組みをつくることができるのだ。

 診療報酬の議論の場は、中央社会保険医療協議会(中医協)だ。政府はこの議論をにらみながら年末の予算編成で医療費の総額を決定する。その後、中医協は具体的な医療費の配分を決める。

 まずは、病院の勤務医を少しでも増やし、過酷な勤務を軽くすることを求めたい。いまのような病院の状態では患者も不安だからだ。病院への報酬をもっと手厚くし、病院の内容ごとにきめ細かく配分する必要がある。

 医師不足は産科や小児科などで目立つ。特に産科は医師数も減っており、お産ができない地域すら出てきている。

 地方の中核病院の医師不足も深刻だ。東京の周辺でも、忙しすぎる勤務に耐えかねた医師が辞め、内科や外科が閉鎖されている。

 患者の生き死ににかかわる病院は診療報酬を高くし、医師をたくさん雇えるようにしたい。そうすれば、きちんと交代制で働き、休みもとれる。当直明けの医師がそのまま夕方まで患者を診るようなこともなくせる。

 そのためには、開業医の取り分を病院に回す荒療治が避けられない。たとえば、開業医の初診料や再診料を引き下げることが考えられる。

 日本医師会は強く反発している。しかし、厚生労働省の調査によると、開業医の年収は約2500万円で、勤務医の約1400万円を大きく上回る。勤務医から開業医への転身が増えているのも、収入が高く、仕事が楽だからだろう。

 一方で、休日や夜間も診てくれる身近な開業医の報酬を増やすことも忘れてはならない。自宅で最期を迎えたいというお年寄りが増えており、医師が24時間体制で往診し、緩和ケアをすることがますます必要になっているからだ。

 小泉政権の5年間、診療報酬の伸びはマイナスやゼロが続いた。そして医師不足など病院の疲弊が目立ってきた。

 財務省は引き続きマイナスを求めていく方針だ。しかし、深刻な医療の状況を考えれば、「初めに引き下げありき」でいいのかどうか。本当に必要な医療には資金を手当てし、患者をこれ以上困らせないようにしてほしい。

開業医の所得云々より  同じ医療行為なのに開業医にのみ点数が与えられている 

・指導管理料
・外来管理加算
・軽い検査や処置の料金

これらは開業医において 不正行為の素でもある。 
こういう設定をなくすことも訴えたい。

慢性病の場合、 大病院でどれほど 病態説明、今後の見通し、生活の指導を受けても 外来診療料70点に対して 
開業医では 「こんにちは」 「変わりないですか?」 「では 同じ薬をだします」 で 再診料の上乗せで取られる 外来管理加算、 特定疾患療養管理料、特定疾患処方管理加算 合計342点

再診料をあわせると413点 は 70点と比べると 約6倍で ほぼ同じ医療行為で許される差ではない。

病院が慢性病の指導などしてない・・・は決してなく、今ほとんどの病院では患者相談とかご意見箱などあり 医師の対応が悪いとクレームも入る。 
そんなこんなで 病院の医師の態度は 過去よりも患者尊重でかなり改善されているところもある。

また 病気の学習会、たとえば糖尿病教室などおこない 患者教育にも熱心なところも多々ある。

これで 病院のほうが 診療報酬が安いとは 患者の立場からしてみても 「病院がかわいそう過ぎる!!」 である。

開業医の中には なに、処置代が 外来加算より高いから 処置をしても処置をレセプトにあげず、外来加算を取るとか  主病にしかつけてはならない 指導料を 腰痛で通院中たまたま胃炎となり 胃薬をもらったら それ以降 レセプト病名 慢性胃炎となり 指導料をとられたとか 不正をしているところが山ほどある。 

本当にきちんとした診療をしている開業医もあるだろうから そういうところは 患者に書面を出せばよい。 
書面できちんと指導したことが患者に伝わるなら許されよう。

今の大病院の患者サービスをみても こういう指導管理料は 大病院に許されるべきだと感じる。

開業医が儲かる仕組みは 日医からの政治献金がわんさか入っていた時代の名残というなら、 診療報酬を下げ 日医に嫌われつつある政治家は もはや政治献金もおねだりしないでおいてほしい。

クリーンな政治が クリーンな診療報酬体系をも作るのでは?・・・と期待したい。

とにかく がんばっている病院に 報酬を多く配分・・・という意見には大賛成!!!

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